クリエイティブスタイルとは…
SONYのデジタル一眼カメラにクリエイティブスタイルという機能があります。
クリエイティブスタイルとは、カメラにあらかじめセットされた『画作り』の基礎となる画像スタイルです。
と言われてもいまいちよくわからない!
ということで、違いを写真で比較してみようと思います。第二弾です。
第一弾:風景編も合わせてどうぞm(_ _)m
元の写真はこちらです。花菖蒲のアップ写真です。
全体的に同系色の場合はどのように変わるのかな、と思いまして。
写真のピントが甘いのは許して下さい…
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-Ur8ifKAxn4A/V2O-nP-zM3I/AAAAAAAAS5A/cBOq8-vNB_E-wJ2yMWQ9UTpPnn82Es6qACHM/s144-o/DSC02129.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297086285508195186″ caption=”normal” type=”image” alt=”DSC02129.jpg” image_size=”4898×3265″ ]
撮影時の情報はこんな感じです。
- カメラ:α6000
- レンズ:SEL55210(E 55-210mm F4.5-6.3 OSS)
- 絞り優先モード
- クリエイティブスタイル:ポートレイト(コントラスト-3、彩度+2、シャープネス-3)
- 露出補正:+0.7
- シャッタースピード:1/400秒
- 絞り:F7.1
- ISO:100
- ホワイトバランス:AWB
- D-レンジオプティマイザ:Lv5
- 測光モード:マルチ
RAWで撮って、クリエイティブスタイルだけ変更して、現像しています。
現像は Sony の Image Data Converter Ver4 を使っています。
クリエイティブスタイルをスタンダードに戻したつもりがいつもの設定になっていたのが申し訳ないです(汗)
でもそれなりに違いがわかると思うので、まずは小さい画像での比較をご覧くださいませ。
クリエイティブスタイル比較
ざっと見ると、スタンダードからライトまでは彩度、コントラストの違いが結構わかりますね。
夕景は説明の通り、赤みの強いので赤紫っぽくなっていますね。
夜景もやっぱりわかりにくいですが、コントラストが低いのがちょっとわかるかも?
紅葉は、風景写真のときはわかりにくかったですが、やはり赤が強く出るようで、夕景程ではないものの赤みが入った印象ですね。
では、スタイルごとの説明と大きめの写真も紹介していきます。
(各クリエイティブスタイルの説明はSonyのWebサイトから引用しています。)
スタンダード(初期値)
さまざまなシーンを豊かな階調と美しい色彩で表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-n9-uTECbxrA/V2O_36O3K_I/AAAAAAAAS44/HMxP9R4v99IKXwksivIYgzc1nfS8_O-CgCHM/s144-o/01_Standard.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087671239388146″ caption=”スタンダード” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:スタンダード” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
ビビッド
彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-B8pBsP3aIN8/V2O_33h1x3I/AAAAAAAAS5M/tgYEczmYHZUAaoNJmhxM0gPWB0koWtFjwCHM/s144-o/02_Vivid.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087670513682290″ caption=”ビビッド” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ビビッド” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
ニュートラル
彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現する。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-XTD-lh3zAus/V2O_3zNDtpI/AAAAAAAAS5Y/fywc0tbfH08YOA63KXkVLcg7lx24Rp1LwCHM/s144-o/03_Neutral.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087669352773266″ caption=”ニュートラル” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ニュートラル” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
ポートレート
肌をより柔らかに再現する。人物の撮影に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-IFecC0DFeuc/V2O_3zPOtmI/AAAAAAAAS5k/-NV-AMqtMrofQB62iF-F86G4j1ZF8nVqwCHM/s144-o/04_Portrait.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087669361882722″ caption=”ポートレート” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ポートレート” image_size=”4898×3265″ peg_style=”margin:0;” peg_img_style=”margin:0;”]
風景
彩度、コントラスト、シャープネスがより高くなり、鮮やかでメリハリのある風景に再現する。遠くの風景もよりくっきりする。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-s0V2Ks-bcUk/V2O_32uojGI/AAAAAAAAS5w/IsB8HyO4DgomHkSyn1ME41vmuecMzASCwCHM/s144-o/05_Landscape.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087670298905698″ caption=”風景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:風景” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
クリア
ハイライト部分の抜けがよく、透明感のある雰囲気に表現する。光の煌めき感などの表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-DaFNRWHt7Tc/V2O_36l42cI/AAAAAAAAS58/DtuxBAlovHQf3DhsnJphkshXBIZqATcagCHM/s144-o/06_Clear.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087671335967170″ caption=”クリア” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:クリア” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
ディープ
濃く深みのある色再現にする。重厚感、存在感など、重みのある表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-EX2tXIlsfvI/V2O_3_8sFyI/AAAAAAAAS6I/-r7Eb9jOKesEZWqmOt9fZszO1Ntd8z3EgCHM/s144-o/07_Deep.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087672773777186″ caption=”ディープ” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ディープ” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
ライト
明るく、すっきりとした色再現にする。爽快感、軽快感など明るい雰囲気の表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-a-8lqFJ_4bo/V2O_3wTWR-I/AAAAAAAAS6U/IniO0bVa5cIjTv_-eCARR6WrLTVQgtBcACHM/s144-o/08_Light.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087668573849570″ caption=”ライト” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ライト” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
夕景
夕焼けの赤さを美しく表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-xnJpPzQ2v9M/V2O_37AxKPI/AAAAAAAAS6g/MsZ2h6jTdQ0kpweiVcJe5mPqGfb6jmwdACHM/s144-o/09_Evening.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087671448709362″ caption=”夕景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:夕景” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
夜景
コントラストがやや低くなり、見た目の印象により近い夜景に再現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-nQ-z9TozMD8/V2O_3wyYsoI/AAAAAAAAS6s/JVlETNMCYsg92JLbisHo3fh_eeKiRmTfACHM/s144-o/10_Night.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087668704031362″ caption=”夜景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:夜景” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
紅葉
紅葉の赤、黄をより鮮やかに表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-a7k-ExxoLSs/V2O_395ur7I/AAAAAAAAS64/6AuwGR0lOTcl3jTe6DBitNHauJ-vfuTlACHM/s144-o/11_Autumn.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087672224493490″ caption=”紅葉” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:紅葉” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
白黒
白黒のモノトーンで表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-_I32a3nNUqc/V2O_36N6ZnI/AAAAAAAAS7E/ZIONm4ASEIIH80UXQgowqiVf3LRu5H7WwCHM/s144-o/12_Mono.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087671235405426″ caption=”白黒” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:白黒” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
セピア
セピア色のモノトーンで表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-UrcYcj4aVmA/V2O_309wLHI/AAAAAAAAS7Q/3lJowFhFoOwoCKHhS9zho2H-0QgWGnYiwCHM/s144-o/13_Sepia.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6297086284858535009#6297087669825449074″ caption=”セピア” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:セピア” image_size=”4898×3265″ peg_img_style=”margin:0;”]
感想
色味が単調な写真でも違いは結構わかるもんだなぁ、と。
発色が違う、という印象でしょうか。
個人的な好みでいうと、ライトが好きですかねぇ。
いつもお花はポートレートで撮っていましたが、今度はライトでも撮ってみようと思います。
次回はもう少しカラフルな写真で比べてみようかと思います。