クリエイティブスタイルとは…
SONYのデジタル一眼カメラにクリエイティブスタイルという機能があります。
クリエイティブスタイルとは、カメラにあらかじめセットされた『画作り』の基礎となる画像スタイルです。
と言われてもいまいちよくわからない!
ということで、違いを写真で比較してみようと思います。
元の写真はこちらです。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-tuXeIRIXrb8/V1qPcMK7bdI/AAAAAAAASxM/clsLVgEIQRY2r35eHDWWzsPEM0z5GRjwACHM/s144-o/th_DSC02066.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501143669861842″ caption=”” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル比較元画像” image_size=”4898×3265″ peg_single_image_size=”w500″ ]
撮影時の情報はこんな感じです。
- カメラ:α6000
- レンズ:SEL16F28
- 絞り優先モード
- クリエイティブスタイル:ポートレイト(コントラスト-3、彩度+2、シャープネス-3)
- 露出補正:+0.3
- シャッタースピード:1/160秒
- 絞り:F9
- ISO:100
- ホワイトバランス:AWB
- D-レンジオプティマイザ:Lv5
- 測光モード:マルチ
RAWで撮って、クリエイティブスタイルだけ変更して、現像しています。
現像は Sony の Image Data Converter Ver4 を使っています。
クリエイティブスタイルをスタンダードに戻したつもりがいつもの設定になっていたのが申し訳ないです(汗)
でもそれなりに違いがわかると思うので、まずは小さい画像での比較をご覧くださいませ。
クリエイティブスタイル比較
ざっと見ると、それぞれ違いがあるのがわかりますね。
緑色もそうだけど、結構青空の色も変わるんだなぁと思いました。
わかりやすところだと、ビビッド、クリア、ライトあたりでしょうか。
夕景、夜景については昼間に撮っているの効果の程はイマイチわかりませんね。
紅葉は風景と似ているような気もしますが、こちらも緑がメインの写真なので効果はいまいち。
では、スタイルごとの説明と大きめの写真も紹介していきます。
(各クリエイティブスタイルの説明はSonyのWebサイトから引用しています。)
スタンダード(初期値)
さまざまなシーンを豊かな階調と美しい色彩で表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-o5piWLjWGxI/V2T-rZCSr1I/AAAAAAAAS8Q/VQuOaoDbCQEkPYF3zG9G_GK9xHoMwoFMACHM/s144-o/01_Standard.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6297438200379125586″ caption=”スタンダード” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:スタンダード” image_size=”4898×3265″ ]
ビビッド
彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-kVane6tqJlY/V1qQEl5E6NI/AAAAAAAASzM/ZMV8edBDaBMRrvAvigcH_-3eQFAjD3BlACHM/s144-o/02_Vivid.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501837769074898″ caption=”ビビッド” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ビビッド” image_size=”4898×3265″ ]
ニュートラル
彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現する。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-glwraiZDmNQ/V1qQEj0rO_I/AAAAAAAASzM/Z7nb-uuxfy8B_xZ1OKcOwg25_Gwj4OvnACHM/s144-o/03_Neutral.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501837213744114″ caption=”ニュートラル” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ニュートラル” image_size=”4898×3265″ ]
ポートレート
肌をより柔らかに再現する。人物の撮影に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-nl5-D8MgBOE/V1qQEh85LbI/AAAAAAAASzM/5D3KpkydJd0uZTsyeDXlRYM4hW2BcGB_gCHM/s144-o/04_Portrait.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501836711341490″ caption=”ポートレイト” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ポートレート” image_size=”4898×3265″ ]
風景
彩度、コントラスト、シャープネスがより高くなり、鮮やかでメリハリのある風景に再現する。遠くの風景もよりくっきりする。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-w1BOHttGIlQ/V1qQErWTurI/AAAAAAAASxo/ViuoEEFmOUgw0zOeBJBKWni0Ixutq-7DQCHM/s144-o/05_Landscape.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501839233858226″ caption=”風景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:風景” image_size=”4898×3265″ ]
クリア
ハイライト部分の抜けがよく、透明感のある雰囲気に表現する。光の煌めき感などの表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-b491aqS-jjg/V1qQEi6aeRI/AAAAAAAASxo/H-_A5isEaSgyNZyVd1bwsxRtTQh66BzpQCHM/s144-o/06_Clear.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501836969376018″ caption=”クリア” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:クリア” image_size=”4898×3265″ ]
ディープ
濃く深みのある色再現にする。重厚感、存在感など、重みのある表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-WN2HPpK9F3Y/V1qQEk78X_I/AAAAAAAASxo/ENLnmlcAkUc5QjifWe4JKOluYgOnPnm7gCHM/s144-o/07_Deep.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501837512663026″ caption=”ディープ” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ディープ” image_size=”4898×3265″ ]
ライト
明るく、すっきりとした色再現にする。爽快感、軽快感など明るい雰囲気の表現に適している。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-bFqAS3lVd_c/V1qQEg0PT4I/AAAAAAAASx4/kW0jwr7HS7UwrJ8NBa-B86uA5TdVJXZRACHM/s144-o/08_Light.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501836406607746″ caption=”ライト” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:ライト” image_size=”4898×3265″ ]
夕景
夕焼けの赤さを美しく表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-v_suWtXm_nw/V1qQEsNHgwI/AAAAAAAASyA/x_AJz_vZW94pl-fjopt_B8el4K-Rh8u0ACHM/s144-o/09_Evening.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501839463744258″ caption=”夕景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:夕景” image_size=”4898×3265″ ]
夜景
コントラストがやや低くなり、見た目の印象により近い夜景に再現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-VaVxiDc_Lh0/V1qQEpmT2GI/AAAAAAAASyQ/Urk9qYPtaGQLHJ7cOj5679cimgTPQQObwCHM/s144-o/10_Night.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501838764103778″ caption=”夜景” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:夜景” image_size=”4898×3265″ ]
紅葉
紅葉の赤、黄をより鮮やかに表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-qhSe7xg5lHM/V1qQEqWkE-I/AAAAAAAASyg/EjoR7IeuV6oP-4GBolz91mIkPLL6rbJ1gCHM/s144-o/11_Autumn.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501838966494178″ caption=”紅葉” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:紅葉” image_size=”4898×3265″ ]
セピア
セピア色のモノトーンで表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-3sN2isfZLwk/V1qQEi7uYHI/AAAAAAAASy8/-U810p27SwM_hAnzVGXv8Od6O1lZOmU0gCHM/s144-o/13_Sepia.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501836974874738″ caption=”セピア” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:セピア” image_size=”4898×3265″ ]
白黒
白黒のモノトーンで表現する。
[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-cHW2D5cqi2Y/V1qQEh9gT4I/AAAAAAAASyw/JdrIevEZgbI6wVaAfnwcUwYVEKkJG4_egCHM/s144-o/12_Monochrome.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/104967861399298501788/6294501142025062049#6294501836713906050″ caption=”白黒” type=”image” alt=”クリエイティブスタイル:白黒” image_size=”4898×3265″ ]
完走、じゃない、感想
地味にこの記事を書くのが大変だったので、気持ち的には完走ですけど…(笑)
撮影時にクリエイティブスタイルと変えてもビビッドとかじゃないとなかなか効果の程が実感できなかったのですが、
こうやって同じ写真で並べてみると結構違いがわかるものですね。
いつもクリエイティブスタイルをポートレートで撮っているのは、ポートレート撮影が多いからではなく、
お花をふんわり撮りたい場合はポートレートがオススメとα体験会で教えてもらったからだったのですが、
写真を見比べると、ライトも結構柔らかく撮れそうな気がしますね。
今度やってみよう。
逆にはっきりくっきり撮りたい場合は風景、ビビッド、クリアが良さそうですね。
アンダーな写真をクリアで撮るとかなりかっこいい感じに仕上がりましたし。
あ、今度はアンダーな写真で比べてみてもいいかも。
次回はお花のアップの写真で比べてみようかと思います。
夕景、夜景、紅葉なんかもやってみたいですね。(撮れれば…)
第二弾:SONY α クリエイティブスタイル比較 – お花(花菖蒲)編もどうぞ!