息子さんも4ヶ月になり、すこーしだけ余裕ができていたので、息子さん用になにか記念になるものを、
と思い、ベビークラウンを編んでみました。

いろいろと試行錯誤してみましたが、まだ改善の余地はあるものの、とりあえず公開してみます。

完成版

これは一番最初に編んだものでかなり小さいです。新生児でも無理かと…💦
小さいほうが飾るには可愛いですw

これをベースに目数を変えればサイズの応用も可能で、いろいろ編んでみたのがこちらです。

大きいサイズはきちんと立たないのですが💦
現在4ヶ月のうちの息子さんの場合は一番大きいサイズでゆとりがある感じです。
それぞれの目数の紹介は後ほどします。

出来上がりサイズ

出来上がりのサイズですが以下のようになりました。括弧内は伸ばしたときのサイズです。
小:約25cm(約32cm)
中:約30cm(約42cm)
大:約40cm(約52cm)

材料

毛糸:100円ショップで購入できる「なないろ彩色」を使いました。極太毛糸を使ってください。
棒針:9号針です。輪針でもOKです。私は持っていないので普通の2本棒針ですw
かぎ針:8号。仕上げに使います。

作り方

編み図は今はちょっと時間がなくて書けないので、文章で説明していきます。
一番小さいサイズで説明して、補足としてサイズ違いの作り方について説明していきます。

土台を編もう

作り目は41目です。(輪針の場合は40目でOKです)
指で掛けて作る一般的な作り目をしていきます。

作り目ができたらメリヤス編みを8段編んでいきます。
棒針の場合は往復編み、輪針の場合は輪に編んでください。

王冠のとんがりを編もう

とんがりの部分は減らし目をしていきます。

9段目の最初の2目を減らし目します。面倒だったの左上2目一度で減らし目をしましたが、右上2目一度のほうがキレイに仕上がると思います。

次の4目はひと目ずつ普通に編んでいきます。

4目編めたらまた減らし目をします。ここは左上2目一度でOKです。
これで8目が6目になります。

ここまで編めたら編地をひっくり返して往復編みをしていきます。
10段目の裏を見て編むときは減らし目はなしです。

11段目は9段目と同様に両端で減らし目をして、4目になるようにします。

12段目は裏を見て編むので減らし目はなしです。

13段目は両端で減らし目をして2目になるようにします。

14段目は減らし目なしです。

15段目は1目になるように減らし目をします。

ここまで編んだら糸を切ります。

次のとんがり部分を編むときに糸を付けて、1つ目と同じように編んでいきます。

2つとんがり部分を編んだところがこんな感じです。

糸を切るのが面倒で余裕を持たせてそのまま編んでますがw

同様にして編んでいくと全部で5つのとんがりができます。

棒針の場合のみ、最後のとんがりを作るときの9段目の最後の減らし目は3目一度に減らしてください。

メリヤス編みなのでくりんくりんになっちゃってますが、この後補修していきます💦

糸処理をしよう

とんがり部分の糸処理をしていきます。
棒針で編んでいる場合は輪にしてすくい閉じをします。

ここまでできるとこうなります。

くりんくりん(笑)

仕上げをしていこう

きちんととんがるように仕上げをしていきます。

ここからはかぎ針を使って、引き抜き編みをしていくのですが、わかりにくいので写真を撮ってみました。
(全部編むのは大変だったで、王冠の一部のみにしています)
写真ではわかりやすいように別色の毛糸にしていますが、本体と同じ毛糸を用意してください。

王冠の裏側にします。そして、とんがりの根本、すなわち最初の減らし目のすぐ下にかぎ針針を入れます。

糸を引っ掛けて通します。

さらに糸を引っ掛けて、

かぎ針に最初に掛けた糸に引き抜きます。(鎖編みを編む感じですね)

これで一目できました。

次に一段飛ばして次の減らし目をした目の下にかぎ針を通します。(少し大きめの穴が空いているところです)

1回目と同じように糸を通して、

更に糸を引っ掛けて、引き抜き編みをします。

これをとんがりの一番上まで繰り返します。

同様にとんがりの一番上から根本まで引き抜き編みをします。
根本まで引き抜き編みをしたところがこんな感じです。

とんがりととんがりの間にかぎ針を通して1目引き抜き編みをします。

これを最後のとんがりまで繰り返してください。
写真はこれは2つ分しかありませんが、全部のとんがり部分み行ってくださいね。

表から見るとこのようになります。ステッチが入っているような状態ですね。
これはこれでワンポイントになってかわいいかも…。新たな発見です。

本体と同じ毛糸で引き抜き編みをすると裏側はこんな感じになり、

表側はこうなります。同じ糸だと目立たないのでほとんどわからないかな、と。

ぐるーっと一周できたら糸を切って、糸処理をします。

そうすると完成版の写真のように、ちゃんととんがり部分も立ってくれます。

実は土台の一番下も丸まってしまうのですが、ここはまぁ、被ってしまえばそれほど気にならないと思うので、今回はこのままで…。
こんな感じで完成です!

サイズ違いを作ってみよう

サイズ違いの作り方です。

中サイズ

中サイズはとんがりは5つで一緒なのですが、作り目を51目(輪針は50目)にします。
土台は同じように8段メリヤス編みをします。
9段目の減らし目も同様なのですが、減らし目、6目編む、減らし目というようにして、8目になるようにします。
以降は同じように裏を見て編むときは減らし目なし、表を見て編むときに両端で減らし目をして、1目になるまで繰り返します。
2段増えて17段になるはずです。

とんがり部分の幅を広くする、といった感じですね。

大サイズ

大サイズはとんがりを6つにしました。作り目は61目です。(輪針は60目)
中サイズと同じように最初の減らし目のところで8目になるようにします。
とんがり部分が多くなった分、サイズが大きくなる、ということですね。

サイズ違いの作り目の数え方

とんがりの部分は8目か10目で作っていくので、どちらにするか決めます。
小さめだと8目がよさそうです。大きめは10目のほうがバランスがよさそうです。

次にとんがりの数を決めます。今回だと5つか6つかになります。

8目×5つ=40目
10目×6つ=60目

というように作り目を決めていけばOKです。
棒針の場合はすくいとじをするために1目多く作ってください。

着用画像

4ヶ月の息子さんに大サイズと中サイズをかぶせてみました。

まずは大サイズ

わかりにくいですが、わりと余裕があります。

中サイズはこちらです。

ぱっつんぱっつん(笑)
これはこれでかわいいですけどね。

記念日フォトを撮るときなどにかぶせてあげるとかわいいんじゃないかと思いますので、ぜひ作ってみてください♪